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カニつけそば@ルリカケス・江東区木場

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写真: カニつけそば@ルリカケス・江東区木場

写真: スパイス香る濃厚煮干@ビリケン・台東区浅草 写真: ラーメン@旦過・渋谷区北参道

麺屋 ルリカケス
  江東区東陽3-6-2 小鳥居ビル1階

 日曜日の夜営業で提供したメニューで、「50食くらいあるので月曜日も提供出来るだろう。」とのことなので月曜日の昼にお店に向かった。11時25分にお店に着くと2人が待っていた。11時の気温が4℃ほどで朝から弱い雨が降るとても寒い日だったが、幸いなことに10分余りで入店できた。入ってすぐの右側にある券売機で本日の限定メニューである標記の食券を発券する。1100円。
 麺は全粒粉入りの弱縮れ太麺。まだ未食の濃厚つけそばの麺も太麺なので、同じ麺を使っているのかもしれない。その太麺を、最近のお店にしては珍しく気持ち軟らかめに茹でてあるので、軽い歯応えがあってモッチリとした食感で非常に食べやすい。つけダレに潜らせずにそのまま食べてみると小麦の風味も感じられ、相変わらずよくできた自家製麺だと感心させられる。つけダレには長ネギと葉ネギという白と緑のネギ2種類の木口切りが入るのみ。そのつけダレに潜らせて食べた第一印象は、愛知県の高級お土産としてもらうことが多い坂角総本舗の海老せんべいのカニバージョン。それほどカニの風味が豊かで、逆に言えばカニ以外の風味や味は感じない。こちらのお店にしては珍しくつけダレがぬるめなので、風味と旨味をより強く感じるのかもしれない。しょっぱくもないので、どっぷりと浸して食べると至福の時がやって来る。具材は少し締まり気味だが旨味が濃い肩ロースと思われるチャーシュー、鶏ムネ肉の白い挽肉の合間に赤いものが混じっているので、カニ肉を少量混ぜ込んであるのかもしれないあっさりとした鶏つくね、それにメンマと海苔。また、それらとは別に麺の上に直接、ハーブのオレガノがかなり香る牛肉のトマトソース煮が盛り付けてあり、つけダレとは方向性が全く違った濃い味なので、箸休めとして効果的かつ美味しく食べられた。必然性には疑問符が付くが、味変的な新しい試みとしては面白い。麺と具材を食べ終えて店員さんに声をかけてつけダレの丼を渡すと、小さなサイコロチャーシューと木口切り長ネギを多めに加えてたぶん和出汁で割ったスープ割がすぐに戻ってくる。当然美味しく完飲。
 先週木曜日にやはり限定メニューだった「濃厚カニ出汁味噌そば」を食べたばかりだったが、その日の夕方「カニスープが少し残ったので、今週末に何かやるかもです。」と呟かれていたのでカニの何かを出すなとは思っていたが、こう来たかという感じだ。次は何で仕掛けてくるのか、楽しみだ。

・お気に入り度:〇+

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