光害地で撮るオリオン大星雲 〜 Turning Point
名古屋郊外の自宅ベランダにて。
月齢11〜12の月明かりの中、撮影。
≪共通データ≫
KOWA PROMINAR 500mm F5.6 FL + 天体改造済 FUJIFILM X-PRo1
光害カットフィルタ LPS-D1 使用
ユニテック SWAT-350 にて、赤経1軸オートガイド
≪Lデータ≫
11/5 ISO6400 にて 露出30秒×300枚 (赤経1軸オートガイド(一部ノータッチガイド))
http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/Add300_mono3793.jpg
≪RGBデータ≫
11/4 ISO 200 にて 露出32分×3枚 (北端脚下三脚アジャスターによる手動赤緯修正)
http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/2014-11-04_01-32-58_XPro1_Flat_20141104_031435-FL.jpg
http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/2014-11-04_02-05-50_XPro1_Flat_20141104_031435-FL.jpg
http://simhuq.sytes.net/astro/autoguide/2014-11-04_02-39-46_XPro1_Flat_20141104_031435-FL.jpg
元はと言えば、赤経ガイドミス原因を探るためのテスト撮影だったものを…
寄せ集めてみたところ、こんなに情報入ってたのね。(^^;
高感度短時間露出の多枚数コンポジットでL画像。
低感度長時間露出の最低限数コンポジットでRGB画像。
これらを LRGB 合成、という手法です。
背景の分子雲中のノイズが激く、これを緩和するために強いノイズ除去を掛けているため蕩けているところもありますが、これからはこの手法を突き詰めていきたい、と思いました。
アルバム: 天体写真
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コメント (2)
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初めて書きこみます。m(_ _)m
すばらしい写りです!!
撮影、画像処理ともに極めてらっしゃいますね!
都会の空でもこんなに凄い写真が撮れるとは驚くばかりです。2014年11月14日 06:35 ちーすけ (0)
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コメントありがとうございます。
光害が溢れていようとも、月明かりが眩しかろうとも、そこに微かな明るさの差があり、カメラの階調がそれを捉えられれば、写し撮れる。ということを実感できました。
もちろん、データ上の僅かな階調差を強調して表示することにより、濃淡がだんだん変わりゆく部分が、一気に変わってしまう、グラデーションが無くなる、という点は隠せません。
でも、「そもそも写らない」と決めつけていたものが写ったことが、私にとって
大きな発見でした。(^^
エンゼルフィッシュ星雲も…もしかして、写るかも??2014年11月14日 07:36 ばくばく (5)
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