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2021_0307_164057 クネクネカーブ接近中 その1

写真: 2021_0307_164057 クネクネカーブ接近中 その1

写真: 2022_1218_142500_特急|出町柳 写真: 2020_0927_163501 特急出町柳行

京阪電車の大阪側ですが、起点の淀屋橋から天満橋間は地下の複線、しかし、2008年に土佐堀川を隔てて約100m北を並行する中之島線が地下で開業したので実質複々線のようになっています。
また、天満橋〜京橋間は万博直前の1969年に高架複々線化されました。京橋〜守口市間は、開業当初、曲がりくねった京街道の路面を走る線路でスピードアップのネックになっていましたので昭和8年に一直線で急行線と普通線を分離した高架複々線の線路に付け替えられました。当時としては画期的な改良で、先見の明があったと言えますが、当時はコンクリートの高架橋はまだ少なく、この区間は盛土の高架で高さも比較的低くなっており、道路との交差部分はその後の改良で車道の部分を掘り下げた場所が多数あるなど古めかしい高架になっています。
戦後の高度成長に入り、昭和30年代後半から40年代前半にかけて急速にドーナツ化現象が進んで、複線のままだった守口市以北は早晩輸送力の限界を超えることが見えてきたので、昭和40年代中ごろから守口市〜寝屋川市間の高架複々線化が着工され昭和51年に門真市まで、昭和55年に寝屋川市駅の手前の寝屋川信号所までが竣工しました。こちらの方も線路は路面でこそないものの京街道に並行しているためカーブの多い線路でしたが、既に市街地化が進んでいて新たに直線的な用地を求めるのはもはや不可能で、既存の線路用地の拡幅で対応したため、京橋〜守口市間と違い、高架橋は近代的なコンクリート高架橋になっていますが線路自体は非常に曲がりくねっています。

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