横地城跡

• 9
• 2
• 149

永享10年（西暦1438年）、12代横地城主の横地太郎長泰が兵士を引き連れ箱根の山岳戦へ参戦した際、横地軍の兵士は険しい山岳戦を戦いぬけるほどの体力が無く、長泰も含め多くの戦死者を出してしまったそうだ。

その体力の無さ、足腰の弱さを嘆いた横地家は、戦いの後城の敷地内にある谷を利用し、ある訓練を行うようになった。

その訓練こそが、「金玉落し」だ。

訓練の内容はこうだ。訓練に参加する兵士は谷底に膝をつき待機し、太鼓の合図を待つ。太鼓の合図と同時に山の上から“木の玉”が落とされるので、兵士はその木の玉を探し、拾い、山の上まで駆け上る。見事木の玉を持って山の上まで上ってこられた兵士は褒美がもらえる。

横地城跡公園では、桜が咲く春には、実際の金玉落しの谷は相当険しいので、ちょっとした高さのあるところから金色に塗ったサッカーボールを（金玉落しの谷訓練を模して）転がし拾った子はご褒美をあげているそうです。

• Tweet

お気に入り (9)

9人がお気に入りに入れています

• 
  nabe
• 
  ろごきっ
• 
  nami
• 
  たけ丸
• 
  穂の国
• 
  のぶた
• 
  昔ライダ
• 
  如来

コメント (2)

• 

  歴史の重さを感じさせる風景です。

  2018年11月9日 02:50 ろごきっと (117)

• 

  toraさんへお気に入り有り難う御座います。
  
  nabegoroさんへお気に入り有り難うございます。
  
  ろごきっとさんへコメントお気に入り有り難う御座います。
  歴史が感じられますね。
  
  nami4radioさんへお気に入り有り難う御座います。
  
  たけ丸さんへお気に入り有り難う御座います。
  
  穂の国さんへお気に入り有り難う御座います。
  
  のぶたさんへお気に入り有り難う御座います。
  
  昔ライダーＨＫさんへお気に入り有り難う御座います。
  
  廃墟さんへお気に入り有り難う御座います。

  2018年11月9日 05:43 ☆トミー (47)

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録（無料）するとコメントできます。